平成13年10月 姫路城城漆喰塗り見学

山脇組 代表取締役 山脇光弘
所在地 〒670−0974 兵庫県姫路市飯田1−24


目的と概要
姫路城の城漆喰の練り及び塗りを見学する。
姫路城の管理事務所に手紙を差し上げ、施工者の山脇組を紹介された。 山脇組に見学のお願いをしたところ、快く受け入れの許可を受けた。

城漆喰の練り
小天守屋根・破風塗り
作業台の屋根漆喰の舟
塗り用関西仕様の鏝
作業台より屋根漆喰
作業台より小天守破風

内容
・銀杏草を釜にて1日煮る。これに石灰(特に材料の指定していない)及びさらしすさ(特級の”白雪”ではなく1級品) を混ぜ合わせる。1舟を空気にさらさないようにシートを被せ冷暗所に保管する。(だいたい1週間程度までで使用してしまう。
・屋根漆喰には若干の砂を混ぜ水下(下側)から塗っていく。また破風にはしゅろを混ぜ形を作っていく。 当日は壁漆喰は塗っていなかった。
・写真に登場する人は田淵親方で30余年前から姫路城の壁漆喰を塗って来た人である。やはり姫路城の城漆喰を塗りたい という希望からこの道に入ったそうです。ただし父親は左官をやっていたそうです。丁度この小天守にて姫路城の城漆喰 塗りが一巡する。儲からんけど頑張れや!!と一言。


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